2002年〜2003年の掲載はこちら

 2004年1月11日掲載 『読書』  2004年1月25日掲載 『待ち受け画像』
 2004年2月8日掲載 『自己流ノート』  2004年2月22日掲載 『にがり』
 2004年3月7日掲載 『運転免許』  2004年3月21日掲載 『卒業式』

読書
読書★話題本の評価は・・・
 

 最近の女子高生の読書事情。ケイタイメールに忙しくて全然読まない子から、「通学途中の電車の中で月に10冊」という本好きまで様々。ただこの世代の読書量は下降気味らしく、学校側も毎朝10分間だけ読ませたり、長期休みの前に課題図書を配って試験をしたりと、かなり努力してる。とはいえ、「はやりモン」が気になる女の子たち。「共感!感動!泣ける!」という1冊が口コミをきっかけにパーッと広がり、先生がクラスの本棚に置くことも。
 例えば、最近注目だったのは恋愛小説「世界の中心で、愛をさけぶ」(片山恭一著)。人気女優の「泣きながら一気に読んだ」とのコメントと映画化の噂が、話題づくりに拍車をかけた。
 これから読みたいと言う東京都内の私立女子高校2年高橋奈恵さんは「友だちのお薦めは絶対に面白い」。でも福島あいかさんのように「ちょっと物足りなかったかも・・・」という子も。ちなみに彼女、小さなころから大の読書家です。

(調査会社・ブームプランニング代表 中村泰子)


(2004.1.11朝日新聞朝刊より)

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待ち受け画像
待ち受け画像★作者も現役女子高生
 

 携帯の待ち受け画像って、ペットとか彼氏とかお気に入りの写真が多いけど、女子高生たちの間では今、ある人物が描いたイラストが話題を呼んでいる。作者は愛媛県に住む17歳の現役女子高生らしい。「デザイン科で学んでいる」と、自分が運営するネット上のサイトで公表している。

 昨年の秋ごろチェーンメールで回り、全国にアッという間に広まった。無料でダウンロードできるので、「クラスの子のほとんどが画像一つは持ってるはずです」と東京都内の私立高校2年小口茜さんは話す。

 人気の画像は「好きやから。」といった一言が添えられた制服姿のカップルのイラストなど。「とにかく癒し系。見ているだけで、ほのぼのした気持ちになれるんです」と同じく2年の織田麻央さん。


 一方で、小さな動物をちぎって食べている女の子のイラストなど不気味な作品も。これらは「こわカワ」(こわくてカワイイ)系と呼ばれ、待ち受けにはしないんだって。


(調査会社・ブームプランニング代表 中村泰子)


(2004.1.25朝日新聞朝刊より)

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自己流ノート
自己流ノート★落書きしすぎは要注意
 

 毎日勉強に励む学生にとって、授業で使うノートは必需品。「実用だけじゃつまらない!」という女子高生たちの間で今、表紙いっぱいに落書きしたり、お気に入りのステッカーやシールを張ったりする「自己流ノート」が人気だ。

 用意するのは5冊200円の無印良品や、100円均一で買い求めた無地のもの。まずは科目や自分の名前を書き込み、色ペンで好きなキャラクターや愛用ブランドのロゴを入れていく。

 東京都内の私立女子高生1年星明那さんのクラスでは、半分は自己流らしい。裏表紙に芸能人の名前を入れたり、授業中にこっそり書いたり、イラスト上手の友だちに頼んだり。なんだかとっても楽しそう。

 「自己流がはやり始めたのは学校に慣れてきた2学期ごろから」という同じく1年北村あやのさんによると、落書きに熱中しすぎるのは要注意。「派手な『失敗作』には愛着がわかず、どうしても最後まで使い切れなくて・・・」


(調査会社・ブームプランニング代表 中村泰子)


(2004.2.8朝日新聞朝刊より)

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にがり
にがり★ママ譲りの美容・健康グッズ
 

 女子高生の間で最近話題なのが「にがり」。ミニボトルを通学カバンに入れて持ち歩き、お弁当や飲み物などに「何でも1滴たらしちゃう!」という子が増えている。お風呂にも入れるとか。

 いつもはブームの火付け役の彼女たち。だけど、今回は「お母さんの影響」との声が圧倒的。初めは「やせる」「便秘が治る」といったうわさが美容と健康に関心の高いママたちに広まった。スーパーなどで安く買えるようになってから、娘世代にも浸透したようだ。

 東京都立高校2年井坂有杏さんのクラスでは今年に入って大ブレーク。「味はまずいけど、おばあちゃんが『肌につければキレイになる』って。自然の物だから安心です」。ただし、みんな好奇心から試すけど、効果には個人差がありそう。

 「自分好みの豆腐作りにはまっている」というのは同じく2年の家田光江さん。豆乳に少しずつ入れて固さを調整しながら作る。できたてのあったかいお豆腐は、家族にも喜ばれてるんだって。


(調査会社・ブームプランニング代表 中村泰子)


(2004.2.8朝日新聞朝刊より)

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運転免許
運転免許★制服姿のドライバーも
 

 受験シーズンを終えた女子高生は今、運転免許の取得に必死らしい。東京都内のある教習所は、高校生が殺到し、技能講習の予約を入れられるのが2週間先とか。

 「制服で通ってくる他校生をすごく意識しちゃう。講習の進み具合とかが超気になるんです」と話すのは都立高校3年加藤美夏さん。一足早く先月ゲットした。「最初は助手席で『交代交代!』って叫んでいた母も、いまは『駅まで送ってよ』と頼んできます」

 すぐに慣れる子がいる一方、いくら友だちを「乗せてあげる」と誘っても「絶対イヤ!」って断られちゃう子も。教習所通いの際、マナーの悪い車を見つけては正しい交通規則を心の中で唱えていたのに、と残念そう。

 「渋滞中で隣に並んだ車のお兄さんに、不思議そうな目でみられちゃった」とはにかむのは私立高校3年の飯島沙希さん。「実は制服姿で運転してたんです(笑い)」。卒業式まであとわずか。安全運転で、いい思い出を作ってね。


(調査会社・ブームプランニング代表 中村泰子)


(2004.2.8朝日新聞朝刊より)

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卒業式
卒業式★記念品のお礼は「お下がり」
 

 「一言書いて?!」と卒業アルバムと色ペンを抱えて右往左往する子、仲良しを見つけてはパチパチ記念撮影をしてる子・・・・・・。卒業式って女子高生の大事なイベント。涙と笑顔の女の子たちでごったがえす校内では、後輩から先輩へ、花束や寄せ書きを渡す光景があちこちで見られる。

 この春、東京都立高を卒業した白山美希さんが部活の後輩たちから1冊のポケットアルバムをもらった。「写真を入れる部分に、1人ずつからの手紙が入ってた。すっごい感激しました」

 もちろん在校生の目当てはお返しだけど、最近は「お下がり」が人気とか。好きな先輩の制服上下や上履きのほか、他校生からもネクタイや校章、かばんなどをもらいたがるらしい。

 「人気私立校のアイテムで、自分の制服ファッションを充実させたい」と私立女子高1年の高田洋子さん。ただし競争はかなり熾烈で、男の子から学ランの第2ボタンをゲットするより難しいんだって。




(調査会社・ブームプランニング代表 中村泰子)


(2004.2.8朝日新聞朝刊より)

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